経理の補助を
任せられる人と、任せられない人がいます。
年齢や簿記の知識、スキルは関係ありません。
会計事務所と企業の経理で20年以上、
いろいろな会社の経理を見てきました。
その中で、適性はひとつだと感じています。
適性は「自分を出さない人」
経理の補助に向いているのは、
自分を出さない人です。
つまり、あなたが指示した通りに、
忠実に作業してくれる人。
決められた形で、決められた順に、
数字と書類をそろえてくれる人です。
任せると、やり直しになりやすい人
逆に、次のような人に補助を任せると、
うまくいかないことがあります。
- 自分のスキルをアピールする人
- デジタルに寄り過ぎている人
- 前職で経理をバリバリやっていた人
こうした人に任せると、
- ミスが多い
- 作業が中途半端で終わっている
- 決算担当が欲しい形の資料になっていない
ということが多く、
結局やり直しが発生します。
能力が低いという話ではありません。
向き不向きがある、という話です。
なぜ「できる人」ほどずれるのか
経験やスキルがある人ほど、
自分のやり方で整えようとします。
本人にとっては良かれと思った工夫でも、
決算をする側から見ると、
欲しい形とずれていることがある。
補助に求めているのは、判断ではありません。
指示した形で、正確にそろえることです。
安心して任せられる人
あくまで私の一意見ですが、
- 社会で長く勤め上げてきた人
- アナログを大切にする人
こういう人に任せると、安心できます。
年齢そのものではなく、
決められたことを、決められた通りにやる。
その姿勢が身についている人が多い、ということです。
最終決算は、あなたがやる前提で
補助を任せても、
最終的に決算をまとめるのはあなたです。
だからこそ、補助の人には
「自分の判断を足さない」ことを
はっきり伝えておく。
それだけで、やり直しはかなり減ります。
正確な数字がそろってはじめて、
経営の判断も、集客の判断もできます。
数字を残しておく大切さは、
好調なのに不安なとき、やるべきことでも書いています。