「集客もうまくいっていて、売上も好調です。
でも、この状態がいつまで続くのか不安で」

先日、こんな相談がありました。

不調のときの相談はよくあります。
でも、好調なときの不安の相談は、意外と少ない。

ただ、この不安はかなり正しいと思います。

成り行き任せで何もしなければ、
好調はいつか終わるからです。

そして放っておけば、やがてその不安は現実になります。

理由のひとつは、忙しさです。
好調なときほど手が回らなくなり、
今までやっていたホームページの更新、
SNSの投稿、LINEでの案内が
おろそかになっていく。

好調を支えていたものが、
いつの間にか止まっているんです。

不安が消えないのは、好調の理由がわからないから

好調なときは、つい手を止めてしまいます。
売上が出ているので、変える理由が見当たらない。

でも、ここで見ておきたいことが2つあります。

  • なぜ、今うまくいっているのか
  • 好調を理由に、放置している改善点はないか

うまくいっている理由が分からないままだと、
数字が落ちたときに、何が原因なのかも分かりません。

その結果、とりあえず広告を増やす。
とりあえず値下げする。
打ち手が当てずっぽうになるわけです。

不安の正体は、
「理由が分からないまま好調が続いている」ことかもしれません。

毎日つけるのは、3つだけ

飲食店なら、まず毎日ノートに書くのはこの3つです。

  • 客数(昼と夜を分けて)
  • 注文内容(レジの記録を見ればOK)
  • その日の売上(昼と夜を分けて)

昼と夜を分けるのが大事です。
昼は好調、夜は落ちている。
合計だけ見ていると、こういう変化を見落とします。

立派なシステムはいりません。
ノート1冊で十分です。

3ヶ月ごとに、推移と客単価を見る

記録がたまったら、3ヶ月ごとに見返します。

見るのは、売上の推移と客単価。
こちらも、昼と夜それぞれで見ます。

すると、強いところと弱いところが見えてきます。

例えば、

  • 昼の客数は増えているのに、客単価が下がっている
  • 夜は客数が少ないが、客単価は高い

こういう傾向が分かれば、
次に手を入れる場所が決まります。

メニュー表と、数字を見比べる

次に、メニュー表を横に置いて数字と見比べます。

よく出ている料理は、メニュー表のどこにあるか。
出てほしいのに出ていない料理は、どこにあるか。

メニュー表の置き場所ひとつで、
注文の数は変わります。

数字とメニュー表を並べると、
「売れない料理」ではなく
「目に入っていない料理」だったと気づくことがあります。

客単価を上げる方法は、
利益を増やす6つのレバーと優先順位の考え方でも書いています。

新規のお客様には、来店のきっかけを聞く

もうひとつ、新規のお客様には
会話の中で来店のきっかけを聞いてみてください。

「今日は何を見て来ていただけたんですか?」

インスタなのか、ホームページなのか、チラシなのか。

これを続けると、
どの媒体が本当に効いているのかが見えてきます。

効いている媒体には力を入れる。
効いていない媒体は、やり方を変えるか、やめる。

今後の発信に、そのまま生かせます。

次にやること、やめることを決める

ここまで来たら、あとは決めるだけです。

  • 次にやること
  • やめること

そして、実行に移す。

やることだけでなく、やめることも決めるのがポイントです。
好調なときほど、惰性で続けている施策が残りやすいからです。

正直、面倒です

ここまで読んで、面倒だと思った方も多いはずです。

正直、面倒です。
やりたくないと思うのが普通です。

だから、ほとんどの人はやっていないと思います。

それでも、好調なのに不安という気持ちを消すには、
これが一番の近道です。


数字は記録しているが…

記録をつけてみた。
でも、どこから手を入れればいいか分からない。

自社の場合を整理したい方は、
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WEBマーケティング熊本 代表 大橋 満

税務会計事務所・企業経理などで20年以上、経理・決算・事業計画・資金調達等の実務に携わる。 現在はその経験とWebマーケティングの実践を組み合わせ、中小企業・店舗の「何に時間とお金を使うべきか」を、売上・利益・集客導線から整理する支援を行っている。

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